西日が当たり、北風の強い場所で、無農薬でバラを育て始め10年ほど。暑さに強いバラ、病気に強いバラを中心に育て、よく咲いてくれたバラたちをご紹介します。良ければ参考にしてくださいね。



西側で咲くバラ

西日の当たる場所で、無農薬で育てるバラなので、サンセットグロウ、そしてピエールドゥロンサールエドゥアールマネギーサヴォアパフビューティーローズポンパドールなどの丈夫なバラを選んでいます。(虫食いの葉や傷んだ葉がありますが、うちのリアルな状況なのでそのまま載せてあります。お見苦しいかもしれないですがご容赦ください。)

サンセットグロウ

中輪・強香・返り咲き・つるバラ・強い

どんだけ強いの、て思うくらい丈夫なつるバラ。花付きもいいです。濃いオレンジ色のつぼみから、ピンクがかったオレンジに退色していく感じの美しいバラです。欠点と言えば花もちが悪いところでしょうか。花フェスタで咲いているのを見た時にはもう少し赤味がかったピンクだったような気がしますが、それでも遠くからでも目立つバラです。いい香りもします。

ピエールドロンサール

大輪・微香・返り咲き・つるバラ・強い

バラ好きなら知らない人がいないくらい有名なバラ、ピエールドゥロンサール。最初に一本つるバラを植えるならこのバラがおすすめ。昨年度はカミキリの侵入にあい、命が危ぶまれたのにもかかわらず、復活をとげました。西日のせいか、中心のピンクが濃いめ。咲き始めの何とも言えない美しさにいつもうっとりします。うちではいつも晩秋につぼみが来るのですが、寒さのためか開かないで終わります。

エドゥアールマネ

中輪・強香・四季咲き・シュラブ・強い

こちらも丈夫さは申し分なく、西側だけど後ろに壁があるので、南の日が当たらずほとんど西日だけが数時間の場所です。それでもほどほどの花つきで、繰り返し咲きます。花もちは良くて茶色くなるまで散りませんが、雨で花弁が傷んだり、きれいに開かなかったりもします。花の色が一輪一輪違う、ユニークでおしゃれなフランスのバラです。

ギーサヴォア

中輪・中香・四季咲き・シュラブ・強い

こちらもとても目立つバラ。ローズレッドの波打つ花弁にピンクのラインが入っています。南から1~2時間の日照と西日が当たる壁に誘引しています。ほどほどご機嫌よく咲いてくれています。

パフビューティー

中輪・中香・繰り返し咲き・つるバラ

オールドローズのパフビューティーは、4月に吹いた強い北風で葉がチリチリに。つぼみも吹っ飛んでさんざんな目にあいました。アプリコットイエローから淡いクリームに変化し房になって咲くのがとても気に入っています。香りもよいです。丈夫なバラで、この場所でもたくさん咲いてくれましたが、北風のせいで、本来の美しさの3割減です。

ローズポンパドール

強香・大輪・四季咲き・シュラブ

西側と言っても実はいろいろで、西日がガンガンあたる場所と木の少し影になる場所とでは、ずいぶん違いがあるのではと思います。ローズポンパドールは、前にあるブルーベリーのおかげで西日は木漏れ日です。南からも2時間ぐらいは日が当たる位置にいます。

ポンパドールの1番花は大きくて豪華です。開くとまるでシャクヤクのように花弁がたくさん。香りも素晴らしいです。難点は雨が降ると開きづらく、花弁が傷みやすいこととでしょうか。花が重すぎて枝がだらんと広がってしまうので、この後オベリスクを設置しました。

新たにお迎えしたバラ

以前ご紹介した名古屋のバラ専門店、ローズセクションさんにアドバイスをいただいて、西側に新たにお迎えしたのは、テスオブザダーバーヴィルズビエドゥ

テスオブザダーバーヴィルズ

中香・中大輪・繰り返し咲き・シュラブ

テスオブザダーバーヴィルズはローズセクションさんの入り口のところにあるバラで、ずっと気になっていたクリムゾンレッドのバラ。

ビエドゥ

中香・中輪・四季咲き・シュラブ

このバラは薄いピンクにシャドーストライプと呼ばれる白いラインがうっすら入るおしゃれなバラ。大変丈夫なバラだそうです。そしてビエドゥとはフランス語で小さなラブレターという意味なのだとか。この粋なネーミングセンスにすっかりやられてしました。花の名前から想像がふくらんで、さらにその花のことが好きになる、あるあるです。

西日で無農薬バラ育て。

無農薬でバラを育て始め、10年ぐらいたちますがその間には、木酢を試し、カニ殻を撒いたり、キトサン水溶液を散布してみたり、米ぬか、ニーム、いろいろやってみるものの、枯らしてしまったり、ちっとも咲かなかったりでした。やっぱり条件の悪い場所でのバラ育て、しかも無農薬というのは無理があるなぁと半ばあきらめていたんですが、今年ご褒美のようにたくさん咲いたんです。なにが良かったのでしょうか。

西側は庭といっても車庫の上に土を入れて雑木庭になっているんです。その間に無理やり穴を掘ってバラ用の土をいれて植えていたのですが、昨年冬に堀りあげて鉢植えにしました。西日ですがなるべく日の当たる場所に出すこともできました。要は大きな寄せ植えから、一つ一つの鉢になったことで、十分な栄養がとれるようになったということなのかもしれません。

もうひとつは、新芽が出はじめた時点でのまめなパトロール。ひたすらゾウムシを捕獲したことでしょうか。他は何か特別なこともしていないのて、この環境にバラが慣れたのか、環境に合うバラが生き残ったのか、よくわかりません。

最近の傾向として、美しくて病気に強く、しかもよく咲くバラが作出されるようになってきているようです。サンセットグロウのように、丈夫で美しいバラはまさしく救世主。そういうバラが増えると、無農薬バラ育てはマイナーではなくなり、常識になるのではと期待してしまいます。もう置くスペースないのにね。

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ABOUTこの記事をかいた人

まちよ

絵描き、日本美術院・研究会員。幼い頃から動物、植物、昆虫など小さく可憐な生き物が大好き。日々の暮らしをクロッキーや水彩で綴ってます。私の作品を集めた公式WEBサイトもご覧ください。