岐阜県可児市の鳩吹山のカタクリは有名ですが、その隣にある土田山に、ニリンソウとイチリンソウが群生するというので行ってみることにしました。
土田城址
こちらがニリンソウの群生地への入り口です。
土田城の石碑がある場所のすぐ脇にあります。
石碑には織田信長のお母上、土田(どた)御前の出生地と掘られています。
戦国の世にあって資料も乏しく、出自についてはいろいろな説があるみたいなのですが、歴史に詳しくなくてもなんだかロマンを感じてしまいますね。
道は進むにつれてだんだん細くなり、左側が崖です。
覗き込むと美しい川の流れが見えますが、少し怖いです。
滑落注意の看板もありました…。
ニリンソウの群生。
道のすれ違いに注意しながらしばらく行くと、川から少し離れ森の中へ。
想像もしなかったぐらいの、圧倒的なニリンソウの群生です!
こんな所がこんな場所にあったとは!
昨日の雨と風で、少々花が傷んでいたものの、いったいここはどこでしょう?上高地ですか?
地域の方がたが保護されているとのこと。感謝です。ありがとうございます。
森の底に、無数の星のように咲いています。
木漏れ日が花の上でゆれています。
何とも言えない心地よさにひたりつつ、森の奥へ。
ニリンソウのその先に、イチリンソウも群生しているらしいので、そちらに向かいました。
途中には、ヤマブキの鮮やかな黄色。
葉っぱの真ん中に小さな花が咲く、ハナイカダ。
イチリンソウの群生。
イチリンソウはニリンソウより花が大きく目だちます。
イチリンソウ属には花弁がないそうで、花弁に見えているのは萼片なのだとか。
少しピンクがかって咲いている花もありますね。
キュートです💛
ここまでの道のりはなだらかで歩きやすいですが、ところどころぬかるんでいるのと、途中道幅の狭い場所もあるので、訪れる時には歩きやすい靴があすすめです。
いろいろな山野草も目にすることができ、入り口からの時間は15分ほどでニリンソウ群生地だったと思います。
のんびり森散歩を楽しむのにちょうど良いですよ。
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