豊田市の小渡では、毎年7月中旬~8月下旬にかけて、夢かけ風鈴まつりのイベントが行われています。近くを矢作川が流れるノスタルジックな街並みの民家の軒先に、たくさんの風鈴が風に揺られています。
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リンリンカラカラ、風鈴の涼。
この日はとても暑い日で、日傘なくては歩けないほどでしたが、川沿いの町に吹く風が一斉に風鈴を鳴らし、リンリンカラカラ、澄んだ音色が涼を運んでいました。
まるで青空の中を、魚が泳いでいるように見える風鈴、空に打ちあがる花火、花、水の流れのような線だけのもの、子どもが描いた元気いっぱいなもの、一個一個見ていくと楽しいです。
鉄や陶器の風鈴もあって音色は様々。私は鉄製のものが一番耳に心地いいと思いました。絵付け体験もできるので、ぜひ参考にして力作にチャレンジしてみてはいかがでしょう。
朝顔と風鈴とすだれ、まさに日本の夏の風物詩。苔玉や風鈴は、お土産に購入することができます。吊るされた苔玉の下で、綺麗に咲いているのは山野草のサギ草です。
願いを運ぶ風鈴の音よ、天まで届け。
小渡の町を歩き、風鈴寺まで来ると、夢かけ風鈴ののぼり旗が並んでいます。
このお寺では、風鈴の短冊に願い事を書いて奉納することができます。神社でいう絵馬のようなものですが、風鈴というのが良いですね。風鈴の音に乗って、願いが天まで届きそうな気がしませんか?
500円を箱の中に入れて、短冊に願い事を書き、風鈴に結びつけて机に置いてきました。
境内にかけられた風鈴の短冊がなくなった時が、願いが叶う時だとか。風鈴の奉納は、お祭りの時以外でもできるそうです。
霊場巡りの地図が、お寺の入口にありました。三十三観音の石仏が上の境内にあったのですが、ここは西国三十三カ所巡りの一つなのだそうです。風鈴寺で有名になりましたが、曹洞宗のお寺で、本当の名称は増福寺。福が増す寺だなんとも素晴らしい名前ですね。
本堂の裏手から続く道からも、この小巡礼のコースにでることができます。お時間があれば散策するのも面白いかもしれません。
清流と風鈴の田舎町で、夏の思い出をつくる。
レトロ感のある町並みは、風鈴を見ながらすぐに歩けてしまうお手軽さがありました。お祭りの期間中は、商店街の金物屋「さかや」さんで、風鈴の絵付け体験ができます。料金は1080円。さかやさんでは、全国から仕入れられた風鈴が集められています。風鈴を鳴らしてみて、音色の違いを味わってみるのも楽しいかもしれません。
また、木工体験もでき、夏休みの工作作りにもおすすめです。糟谷工房のお店の入口の左隣に、工房入口があって看板が立っています。木工のリアルな恐竜のお出迎えで、子どもたちが集まっていました。料金は、戦艦絵付け体験1,000円~、指人形1,000円とのことです。
小渡から近い場所には、「笹戸温泉とうふ屋」があり、日帰り温泉やお食事もできるので、寄り道するのも良いかも。ここの河川敷には、なんとカモがいて、餌をあげたりして遊べます。夏のささやかな思いでづくりにいかがでしょうか。
2019年小渡夢かけ風鈴は、7月14日~8月31日です。期間中は風鈴の音色を聴きながらの写経、座禅体験や苔玉・テラリウムを作るなどのイベントもあります。詳しくは下記のサイトよりご確認の上、お出かけくださいね。
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