今人気のハーバリウムを、猫洞通にあるドライフラワーの専門店「その灯ぐらし」さんで作ってきました。お店に一足踏み入れると、上も下も空間を埋め尽くすドライフラワーに、不思議の森に迷い込んだような感じ。普通はお目にかからない珍しいドライフラワーもあります。




ハーバリウムのクラフト体験。

地下鉄本山駅から徒歩で11分ほどの場所で、比較的便利も良く、駐車場もお店から少し離れた三井リパークと提携があって、3000円以上のお買い上げでサービス券が出ます。

もともとハーバリウム(herbarium)とは、植物学において植物標本の集積、植物標本集のことなのだとか。押し花や、アルコール浸けにして分類、資料として残すためのものだったのですね。

最近になってブームになっているのは、ガラス瓶にドライフラワーやブリザーブドフラワーなどを入れ、オイルで浸して閉じ込めたもので、観賞性の高いものとなっています。

クラフトスペースです。奥にかかる白いエプロンをして作業にいそしみます。ちなみにこのお洒落なエプロン、お店の奥というか隣というか、共用スペースにある「とわでざいん」さんのもの。柔らかいリネンが着心地いいです。

準備されていたのは、ブリザーブドフラワーとハサミ、竹串、ピンセット。

ドライフラワー。

貝殻や、どんぐり、オレンジやシナモン、なども用意されていました。

作り方

まず、入れる瓶を選びます。サイズはS(100ml)2500円、M(150ml)3000円、L(200ml)+Sで3500円です。そして素材を、デザインを考えながらピンセットで瓶の中に入れていき、竹串などで整えた後、オイルを注ぎ入れます。それだけです。

一口で言うととても簡単ですが、軽い素材は浮き上がったりするので、うまくその位置にいてもらうように、カスミソウなどに引っ掛けたり、少し工夫がいりました。「あまり素材を詰めすぎず、瓶の中の空間を見せる方が綺麗に見えますよ。」とのアドバイスをもらったのですが、素人はどうもあれこれ欲張って詰めたくなってしまいます。

たくさん入れたくなるのを我慢したつもりの完成品がこれ。空間を開けると、軽い素材のものが浮いてくるので、やっぱり詰め気味になってしまいました。詰めすぎず、美しく見せるにはどうやら技がいりそう。そして作ってみたら、さらにいろんな色のハーバリウムが作りたくなるあたり、中毒性があるかも…、

ちなみにハーバリウムの置き場所は、直射日光(紫外線)の当たらない所だそう。光に透けてキラキラするのが見たくて、窓辺に置きたくなりますが、早いと1~2か月で退色してしまうこともあるとか。比較的染色してあるものは退色しづらいそうなのですが、長もちさせたいなら、紫外線は避けた方が良さそうです。

オイルランプ

3500円(オイルは別途購入)、ドライフラワーやブリザーブドフラワーが入ったオイルランプです。灯すとお花が浮かび上がりとてもきれいです。

ボタニカルキャンドル

ボタニカルキャンドル3500円。下半分をボタニカル素材を閉じ込めたジェルキャンドルのボタニカルソイキャンドル3500円。他、ドライフラワーやプリザーブドフラワーを埋め込んだ、アロマの香りのするワックスバー2500円。瓶の中に、ドライフラワー、ブリザーブドフラワーを詰め、アロマの香りを付けたアロマボトル2500円などのクラフト体験もできます。

詳しくは、記事の最後に掲載した「その灯ぐらし」さんのホームページでご確認ください。

店内は、不思議の森。

天井から下げられたドライフラワー群、枯れた花らしからぬ鮮やかさです。店主さん曰く、穴が開いていると埋めたくなるのだとか。

花の森を分け行ってく感じが、どこか現実離れした雰囲気です。ドライフラワーは繊細なので、荷物を当てて壊さないよう、気を付けて撮影しました。

まさに植物標本のように並べられたハーバリウム。色鮮やかな花もいいけれど、時間がたって色あせていく変化を楽しむのもいいな。

古材とドライフラワーの組み合わせを楽しむ。

「古材とドライフラワーは合うんですよ。」と店主。自ら手掛けるディスプレイには、古い時間が流れ、あたかもそこに暮らした人の気配すら感じられます。

他では見かけることのない、珍しいドライフラワーの中には、数万円もする高価なものもあるのだとか。

その灯ぐらしのCAFE。

カフェはカウンターになっていて、コーヒーにカフェラテ、アップルタイザーやオレンジ、アップルジュースといった飲み物、おやつなどがいただけます。お酒も少々ありました。

私はコーヒーを注文しました。ドリップで丁寧に淹れてくださり、美味しかったです。

失われていく色と形の世界。

ドライフラワーは、いわば枯れた花。命を失い、ミイラ化した花を飾ることに嫌悪感がある人もいます。でもなぜかドライフラワーには、瑞々しく咲き誇っていた時にはなかった魅力が備わるような気がします。命が抜けたあとの花は、モノになるからかな。魅かれるのはおそらく、モノとして美しいからではないだろうか。褪せた色を汚いとみるか、美しいと感じるかはそれぞれの感覚だけど、私には何だか、いぶした銀色の世界に見える。

そして本物のもつ複雑さはそのままに、ぎりぎりとどまっている色と形。それもやがて時間の経過とともに失われていく。形あるものの宿命ですね。

店舗情報
  • その灯ぐらし猫洞通店
  • 住所:愛知県名古屋市千種区猫洞通3-8 猫洞センタービル1F
  • 電話:052-898-1099
  • 営業時間:11:00 – 19:00
  • 定休日:水曜日
  • 最寄り駅:本山駅から669m
  • 駐車場:無し
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まちよ

絵描き、日本美術院・研究会員。幼い頃から動物、植物、昆虫など小さく可憐な生き物が大好き。日々の暮らしをクロッキーや水彩で綴ってます。私の作品を集めた公式WEBサイトもご覧ください。