【特集】愛知のかき氷まとめ、王道抹茶からフルーツ系まで個性的なお店を食べ歩く。

うだるような暑さのなか、かき氷はココロとカラダをクールダウンしてくれる、いわばオアシス・スイーツ。名古屋、瀬戸、果ては岐阜まで、美味しいかき氷を求め食べ歩きました。




吾妻茶寮(大須)でエスプーマのかき氷初体験。

名古屋の中心に近い大須では、何件かかき氷が美味しいお店があります。そのうちの一軒、吾妻茶寮さんでは、今人気のエスプーマを使ったかき氷を味わうことができます。ちなみにエスプーマとは、スペイン語でという意味。液状の食材に亜酸化窒素を混ぜ、ムース状にする料理法のことだそう。

極み抹茶

北海道産の大納言小豆、極みるくエスプーマソース入り。 昔ながらの石臼挽き製法の西尾抹茶を使用。

エスプーマのかき氷というものを、初めて食べました。ふわっふわのかき氷と、ふわっと滑らかな抹茶ムースが口の中で溶ける感じが独特!これはちょっと、エスプーマは癖になりそう。そして吾妻茶寮さんのかき氷は、とてもボリューミー。お値段もそこそこしますが、ふんだんに使われた抹茶が、最後の最後まで楽しめました。

極みるく

みるくソースを泡のように仕立てたエスプーマとふわふわのかき氷に、みずみずしい旬のフルーツをトッピングしたお店の自慢の逸品。

少し写真は暗いですが、白いムースにカラフルはフルーツのビジュアルが可愛い。インスタ映えします。

カフェ鬱花(緑区)の果物氷。

以前にもご紹介した鬱花さんは、緑区の閑静な住宅地にあります。緑の美しいお庭のテラスでいただくティータイムは最高!お茶だけでなく、実はかき氷も美味しくて人気なんですよ。

この日いただいたのは、ぶどうのかき氷でした。ふわふわの氷に、添えられた搾りたての果汁をかけます。下の方にちらりとのぞいているのは、まるごとぶどうの粒。果物と氷だけのシンプルさが、逆に贅沢さを感じるかき氷の逸品でした。


緑区の隠れ家カフェ鬱花で過ごす、軽井沢ライクな午後。

2017年6月18日

デリスアブリコ(日進市)パティシエが作るかき氷。

デリスアブリコは、本格パリで修行をされたパティシエさんが作る洋菓子店ですが、カフェが併設されていて、お昼にはキッシュを使ったランチなども食べられます。

白桃のかき氷

かき氷は3種類。果汁100%で、まさに桃、マンゴー、イチゴそのものの美味しさです。氷も細かくふわふわ。量も私にはこれぐらいがちょうどいいかな。ガラスの器が深めなので、周りに飛び散らず食べやすかったです。この時期、かき氷目あてのお客様で店内はいっぱい。年々増えているかもしれません。500円でテイクアウトもできます。

マンゴーのかき氷

イチゴのかき氷

茶のいろは(瀬戸市)は日本茶専門店ならではの王道かき氷。

瀬戸おりべ

西尾産の抹茶を石臼で自家挽き、専門店だからできるこの抹茶の量の多さです。そして小豆も店内で煮るというこだわりぶり、美味しくないはずがありません。抹茶の香り豊かなかき氷が、瀬戸の焼き物の器に入れられているのも一興。

そして次回チャレンジしたいのが、日本茶専門店ならではの、ほうじ茶のかき氷。どんな味なのか、すでに頭の中は妄想で膨らむ。


日本茶ソムリエのつくる至高のかき氷、茶のいろはのコダワリを五感で嗜む。

2016年7月27日

舞妓さんちのかき氷(岐阜)は川原町の古民家で期間限定。

舞妓さんのかき氷は、築140年の町家カフェ cafe&wine 池戸 さん内で、期間限定で食べられます。じつは移転されての営業なのだとか。

時間が合えば、舞妓さんにも会えるそうなのですが、この日は残念、いらっしゃらない時間にお邪魔しました。

「ランチのお客様は、そのまま入店し、かき氷のみのお客様は、名前を書いてお待ちください。」と書かれた案内板がありましたので、しばらく待つことに。

お店は、細長く奥へと続く伝統的な町家。築140年の古民家ならではの風情ある佇まいです。中庭が設けられていて、思いのほか中は明るく、広い感じがします。

待つ間、見せていただいたメニューです。かき氷は、抹茶、黒蜜、きなこといった和テイストのものが多いですね。濃茶と薄茶、迷いましたが薄茶をチョイス。季節のフルーツこおりは、すでに売り切れていました。人気なのかな。

薄茶こおり

薄茶きなこ

薄茶にきなこが降りかかっている様子はまるでクリスマスツリーのよう。きなこは口の中でくっつきますが、美味しいきなこで、お抹茶と一緒に口に入れると程よくいい甘さ。お盆にこぼれるのを惜しみながらいただきました。お抹茶は、たっぷりかかっていて満足。これが薄茶こおりでもしっかり抹茶なので、濃茶こおりなら、さらに抹茶度が高くなるのでしょうか?興味深々です。

器は伊万里焼きなのかな、和骨董にかき氷も似合うのですね。

お店の前にあった駐車場の案内です。歩いてすぐの場所に5台ありました。

場所: cafe&wine 池戸(岐阜市玉井町36‐1)
営業時間:13時~19時(池戸さんは9時~19時)
営業期間:5月12日~9月半ば(予定)

川原町の古い町並み

川原町は、岐阜長良川河畔にあり、今も格子戸のある古い町並みが残っています。長良川の鵜飼の観覧船の乗り場から西へ、湊町、玉井町、元浜町と続く日本家屋を眺めながらぷらぷらと歩くのもなかなかいいですよ。

長良川を利用した川港として栄えた所なので、おそらく荷を運んだであろう水路とかもありました。どこからか時々、鮎を焼く匂いも漂ってきたりします。cafe&wine池戸の駐車場の向こう側に広がる長良川には、鵜飼の船が停泊していて、今もお客を待っています。

そんな昔の風景に思いを馳せながら散歩するのも楽しいですが、ここ数年は、町家を利用したカフェなどもでき、新しい魅力もプラスされつつあります。温泉もあるし、今度はもう少し時間のある時にゆっくりと来てみたいな。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)