Polish potteryと呼ばれるポーランドの食器は、職人のデザインした様々な絵柄が可愛い。しかも電子レンジやオーブンにも対応していて出番も多く丈夫で使いやすいので、次々と集める沼にハマりそう。





ポーランド食器(ポーリッシュポタリー)ってどんな物?

ドイツとチェコの国境に近いポーランドの南西に位置するボレスワヴィエツという小さな町があります。ポーリッシュポタリーは、そのボレスワヴィエツとその周辺の地域で製造されている陶器です。

この地域にある大小様々な陶器メーカー(製造元)では、同一地域から産出された陶土を使い、昔ながらの手法と製造工程を経て作っているとのことで、海綿などに模様を彫ったものをスタンプするなどの手作業での細かな絵付けが施され、高温で焼き上げられるという共通点持っています。

スタンプ押し、絵筆での手描き、またその組み合わせで作られる絵柄は、職人さんの筆使いや絵具の量などによりそれぞれが微妙な違いがでます。またスタンプによる絵付けは押す圧や筆使いによって色の濃淡が生まれます。同じ絵柄でもひとつひとつに違いが見られるところが大きな魅力です。

そしてポーリッシュポタリーは、オーブン(~230℃)・食洗機・電子レンジにも対応した、普段使いできる丈夫な陶器です。

ーポーリッシュポタリーのお店ケルセンより参考ー

ポーリッシュポタリーの絵柄についての説明が、ケルセンさんに詳しく載っていました。下記に一部を記載しましたのでご参考にしてください。

ポーリッシュポタリーの特徴のひとつでもある種類豊富な絵柄は、ひとつの製造元で数百から多い所では数千という種類にのぼります。そして、それらは伝統的なパターン(絵柄)、複雑で緻密、多様な色使いのパターン、絵筆によって絵画的に描かれているアーティスティックなパターンなど多岐にわたります。柄を3段階から5段階にクラス分けし、そのクラス毎に価格が設定されています。目安としては次の様なランク分けがされています。

伝統柄

ボレスワヴィエツ陶器に昔からある伝統的な柄を含み、シンプルなスタンプによる絵付けが中心となっていますシンプルなスタンプによる絵付けが中心となっています。ピーコックアイ、モスキートなどに代表される柄は各社が共通して作っている伝統的なものや、シンプルな構図、色数の少ないものなどです。多くの職人がこれらの柄を絵付けすることが出来る、シンプルな柄です。

ハイスタンダード柄

伝統柄やシンプルな柄と比較すると、多少手が込んだものや色数も増えている場合が多い柄です。伝統柄から派生したデザインや、伝統柄とユニーク柄の中間的な柄と言えます。

ユニーク柄

ポーランド語ではUNIKAT、英訳でユニーク「独特・独自」という言葉が当てはまるため、そう呼ばれています。文字通り各製造元らしいオリジナルの柄が特徴で、印象的な優れた意匠も数多く見られます。製造元を代表する柄は、このユニーク柄に多くあります。柄はスタンプのみのものは緻密である場合も多く、色数も割合として多くなります。絵筆が使われる比率も高く文字通り各製造元らしいオリジナルの柄が特徴で、印象的な優れた意匠も数多く見られます。

アート柄

各製造元が芸術性を追求している柄です。絵筆を多様しているもの、ユニーク柄よりもさらに手の込んだ緻密度や色使い、絵画的な要素の高いアーティスティックなデザインです。いわゆるデザイナーものと呼ばれるものが数多くあり、バックスタンプの脇にシグネチャーが入っています。絵付けに費やされる時間も圧倒的に長くなり、色使いもさらに多様さが増します。また、絵付け出来る職人が限られていることもあり、価格は伝統柄の3倍ほどかそれ以上です。

ーポーランド食器のお店ケルセンより引用ー

ポーリッシュポタリーのブランドは大手からほとんど家族で作っているちいさな工房まで様々です。

Zakłady Ceramiczne “BOLESŁAWIEC”(ザクワディ)、 VENA(ヴェナ)、 WIZA(ヴィザ)、 Kalich(カリヒ)、 MILLENA(ミレナ)、 TYRCZ(ティルチ)、Ceramika Artystyczna(チェラミカ・アルティスティチナ)などのブランドがあります。

ポーランド食器を集めてみた。


ザクワディ社ポーリッシュマグ

ハイスタンダード柄の一つで、孔雀の羽がモティーフになっている伝統的なピーコック柄から派生したパターンデザイン。約300ccの容量があるので、カップスープにも使えて出番も多いマグカップ。ポーランド食器らしい雰囲気と落ち着いた濃紺が品があり、初めてお迎えしたポーリッシュポタリーです。


ヴェナ社のヴィーナスボウル

底が平らになっているボウルで、朝のシリアル用に探していた物。ボウルの内側にも絵付けがあって、食べ進むと見えてくるお花の絵がいい感じなんですよ。岡崎のチェラミカさんまで探し歩いた絵柄。


ヴェナ社のティーバックトレイ

こちらも岡崎のチェラミカさんで購入。形がティーポットなのが可愛い。絵柄もいろいろあるので本当に迷います。我が家ではまめ皿のように、珈琲に添える小さなお菓子に使っています。


ザクワディ丸皿

アート柄の花と蝶、ブルーとレッド16㎝の丸皿です。華やか過ぎて大丈夫かな?と思ったのですが、意外に料理の邪魔をしない絵柄でした。

**チェラミカ岡崎さんでは、Zakłady Ceramiczne “BOLESŁAWIEC”(ザクワディ)ではなく、ボレスと表記されていました。**

ポーランド食器に盛り付けてみた。

ポトフを盛り付けて、フランスパンを添えてみました。やっぱりパンをのせる19㎝ぐらいのお皿も欲しいかな。

ザクワディのオーブン皿オーバルです。グラタンを作ってみました。とても美味しそうに見えるから不思議。

ザクワディー社のユニーク柄の代表的な柄とのことで、2017年の夏、ポーランドの大統領夫人がウィリアム王子とキャサリン妃にこの柄のティーセットをお二人に贈られたことから「ロイヤルパターン」と呼ばれてるそう。

カヌレ、真ん中に置いたらちょうどお花に囲まれました。素敵な景色のできあがり。

ちょっと絵が隠れちゃうぐらいが、いちごのデニッシュを引き立てるのにはぴったり。

ポーランド食器沼にハマったいきさつ。

おうちで過ごす時間が増え、家で料理をしたりお茶を飲んでひと休みしたり。この頃はカフェも気を使うので、お菓子を買ってきて家で珈琲を淹れることが多くなりました。コーヒーカップにソーサーは、ミルクも砂糖も使わない自分にはオーバースペック気味なので、程よい感じのマグカップはないかなぁ、と探しておりましたところ、ネットサーフィンしていて見つけたのがポーランド食器。

初めて購入したのはケルセンさんのオンラインショップでした。実店舗が東京の自由が丘と神戸にあるのですが、見に行きたいけど遠い。実物を見ないのは不安でしたが、ケルセンさんのショップの使用例により膨らんだ妄想の勢いが止まらない、ポチっとしてしまったのが沼への入り口でした。丁寧に梱包されたマグカップを取り出すと、紺色のピーコック模様はパソコンで見た同様に品がよく飽きが来なさそう。

その後気を良くして、名古屋のピグマリオン商會を訪問。実際にカフェで使っているポーランド食器を見て、これは私の大したことのない料理でさえ美味しく見せてしまうに違いないと確信。それにVENAの使いやすそうなヴィーナスボウルでシリアルも食べたい。気に入った柄を探しに岡崎にあるチェラミカさんへ足を運びました。そうして珈琲に添える小さなお菓子をのせる小皿や、ケーキ皿、グラタン皿といった具合に次第に増えていったというわけです。

お気に入りの道具を探す楽しみ、そして見つけ手に入れる楽しみ。わくわくしながら使ってみて、やっぱりこれが良かったと、多大な自己満足感に浸りながら過ごす平和なひと時。おうちで過ごす時間の楽しみの一つになりました。

ちなみにチェラミカさん、ピグマリオン商會さんもオンラインショップで購入できます。お店のurlは下記です。

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