その雑誌、捨てるの待った!じつは雑誌のページは、プロのデザイナーが色を選び、構成しているので、紙の素材として利用すると面白いものができるのです。100均の折り紙もいいけれど、今回はよりオリジナリティーを感じられる、雑誌の切り抜きで作る、栞のご紹介です。
用意するもの
- 雑誌
- カッターナイフ
- 正方形の型紙(折り紙についてる台紙など)
作例1、ハート型の栞の作り方
気に入ったページに型紙をあてて切り抜きます。写真は、折り紙を買った時についていた台紙を利用しています。
私は横着して、いきなりカッターで切ってますが、台紙も紙なので、カッターで切ってしまう失敗もあります。鉛筆などで型をとってからの方が安全です。
真ん中から長方形に折り、反対側からも同様にして、十字に折り目をつけます。
真ん中の折り目に合わせて折ります。この時の帯状になった部分が、ハートの絵柄として出ますので、どの部分を使うかよく選びましょう。
雑誌を切り抜く時も、使うのはこの正方形の端の部分だけなので、どんな雰囲気のハートにするか、何となく考えながら切り抜いています。
裏返して、中心の折り目にあわせて、両側から三角に折ります。この真ん中の部分がハートになります。
また裏返して、下の三角形の頂点を上に折りあげます。この時、頂点がしたの紙から上にはみ出すように折ります。
裏返します。
折り返した部分を、開いて三角につぶします。
つぶした三角の反対側も、それぞれ三角に折ります。ちょっとハートの形が見えてきましたでしょう?
さらに、上の部分を内側に折ります。
両端から、中心に向かって、内側に折ります。
下からめくりあげます。
めくりあげた部分を、両端から三角に折ります。
さらに、上部も折り曲げでコンパクトにします。
下の三角形の中に、コンパクトに折りたたんだ部分を詰めこみます。
完成です。こっちが裏側。
表側です。
作例2、兜の栞
切り抜いた雑誌を三角に折ります。
三角の頂点に向かって、両端を折り上げます。
折り上げた先端を、下の頂点に合わせて折ります。
両側に開いて折ります。
上の三角形の頂点から一枚めくり、三角に折ります。
三角に折った部分の底辺の部分を、さらに折り曲げます。
上の三角2枚目を手前に折ります。
兜を開いて、中に折りこみます。
完成です。
切り抜きポイントで思わぬ図柄に。
この兜に使ったのは、日本料理の写真です。やってみて面白かったのは、ある程度ねらって切り抜くけれども、裏側の図柄などもあるので、どの部分がどの位置に出てくるのか、折ってみないとわからないところです。思わぬ絵が、面白い効果になったりします。ぜひいろんな雑誌で試してみてくださいね。
あと、紙袋や包装紙などで作っても、おしゃれな栞になりそう。凝り性の方は、さらにマスキングテープや、スタンプ、使い古しの切手、レースなどをコラージュしても、オリジナリティーあふれる素敵な栞ができますよ。
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