西の黄金郷(エルドラド)と噂の祖父江町。イチョウの紅葉で街が金色に輝く時。

東の紅と言えば香嵐渓、西の黄色と言えば祖父江町。秋も深まり、連続2回で話題の愛知の紅葉を散策します。今回はまず西の黄金郷、祖父江町です。2016年11月25日に訪問しました。



祖父江町、銀杏 祖父江町、銀杏

早朝の銀杏林。

朝7時頃のイチョウ林です。気温は4度と冷え込みました。光が差し込まない林は、しっとりとマットな黄色で風情があります。濃いギンナン臭が立ち込めています。

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葉を落とし、たわわに実っているギンナンです。農家の方が拾い集めるためのシートが敷いてる場所も多く、道路などにもたくさん転がり落ちていました。祖父江町はギンナンの産地で、JA祖父江支店でも売っているそうです。粒が大きくて人気なのだそう。

陽に輝く、黄金の銀杏林。

陽が射すと林の印象も一変します。今まで眠っていて、いきなり目が覚めたかのようにイチョウの葉がキラキラ。落ち葉も金色に輝きだします。全てが黄色の世界に囲まれていると、自分まで黄色に染まりそうな不思議な気分になります。

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赤い列車とイチョウの黄色。

名鉄尾西線、山崎駅周辺で撮影しました。通勤でイチョウ並木を抜けて駅に向かう人にとっては、この黄金の風景、ごく当たり前の日常なのでしょうね。

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銀杏の倒木。

倒れても根を張り、生き続けているイチョウの木。大変な生命力です。「食べたい気持ちが強いってことは、生きる力が強いってことだよ。」NHKの朝ドラ「ごちそうさん」で、お祖母ちゃんが食いしん坊の孫に言う、そんなセリフがあったように思いますが、このイチョウの根を見ていると本当にそう思いました。生きようとする力が強い。

祖父江町、銀杏

堤防からの銀杏林。

線路と並行して流れる川、堤防に上がってみると、なかなかの眺めです。祖父江のイチョウは、屋敷ギンナンとも呼ばれ、屋敷内に植えられているものも多いです。その風景も好きなのですが、やっぱり畑ゾーンの方が自由に撮影できていいかな。何より解放感があるし、明るいです。

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黄金郷巡り。

祖父江町、銀杏

撮影して巡った場所を簡単なマップにしてみました。近くに車を駐車する場所はないので、一宮駅から名鉄尾西線津島方面、山崎駅下車がおすすめです。2016年は11月26~12月4日まで、銀杏祭りが開催されます。期間中は、祖父江町体育館、支所などから無料シャトルバスも運行されるとのことです。

2017年度の銀杏祭りは、11月18日(土)~26日(日)まで行われます。なおライトアップは、18日~25日の午後5時~9時まで。詳しくは下記の、稲沢市観光協会のサイトでチェックしてご確認くださいね。

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