ブルーボネットは、名古屋市内にありながら、イギリスの片田舎コッツウォルズに来たかのような雰囲気を味わえるガーデン。ハロウィーン時期には、至る所にお化けが飾られ、まるでハリーポッターの世界に迷い込んだかのよう。すっかり名古屋港であることを忘れ、ダークファンタジーの世界を満喫しました。
コッツウォルズのバイブリー村にそっくり。
コッツウォルズ
photo credit: Karen Roe Bibury 21-09-2013 via photopin (license)
ブルーボネット
ハリーポッターと言えばイギリス。今でも魔女が棲んでいるのではないかと思うほど、中世の街並みを残すコッツウォルズは、ファンタジー好きでなくとも訪れてみたい町の一つです。
なかでも「英国で最も美しい村」とウィリアム・モリスに賞賛されたバイブリーの川沿いは有名。このブルーボネットのガーデンは、その絶景にそっくりだと思いませんか?
水辺を彩る風景が美しすぎて、思わずここはどこ?川のせせらぎに、透き通る川底、時間を忘れてぼんやり眺めることしばし。すっかりイギリスの田舎道を散歩している気分です。
ガーデンの至る所に出没するお化けたち。
怪しげな小屋のなかに入ってみると…。
ガーデンを散歩していると、あちこちでハロウィーンのお化けに出会います。いかにも怪しい小屋のなかには、カボチャ頭に、恐ろしげな骸骨。思わずハリーポッターに登場する、ディメンター(吸魂鬼)かと思いました。風で白い蜘蛛の糸状のものが、ふんわりと揺れています。
うっかり、森の小道に足を踏み入れると…。
埋められた白骨、かぼちゃのお化けに蛇。壁からはドラキュラの顔が覗いています。秋のお花達に彩られた可愛らしい小道が、怪しい雰囲気に。
美しい川沿いの散歩道には…。
川沿いを散歩道に入れば、何だか大きなカボチャの周りに、お化け達が集まっています。何の儀式でしょうか?
直後に何かの魔法が発動されました。
空飛ぶ魔女?幽霊?を目撃。
何処かへ運ばれる最中にカボチャお化けとわかり、びっくりした農夫が慌てて置き去りにしたのかもしれない…。
お化けと記念撮影するスポット。
ちょっと椅子で休憩と思ったら、何やら背中がゾクゾク。振り返れば骸骨が!ぎゃぁーっ、でパシャっと究極の1枚はいかがでしょうか。他にも記念になる撮影スポットが用意されていました。仮装してお化けどうし仲良く映るもよし、人間のまま恐怖におののきながら映るもよし。
さまよい続けるジャックオーランタン。
古代ケルト人は、夏と冬の季節の境目に、死者が家族を訪ね歩くと信じていたそうです。少し日本のお盆ににていますね。でもケルトの人達はついでに悪い霊や魔女も来てしまうと思っていて、仮面を付けて魔よけの火を焚いたのだとか。
ハロウィーンと言えば、火の灯ったカボチャのイメージが強いですね。なぜカボチャなのでしょうか。
昔、鍛冶屋のジャックという男が、悪人だったので天国に行けず、悪魔をだまして魂を取らない契約をしたため、地獄にもいれてもらえなくなった。行き場を失った彼に、悪魔は地獄の炎を分けてくれた。彼はその炎をカブに灯して、この世とあの世の狭間を、さまよい続けているのだという。後にジャックオーランタンと呼ばれ、悪魔から魂を奪われないよう、魔除けとしてハロウィーンに飾られるようになった。
アイルランドの移民がアメリカに渡ってから、カブではなく生産量の多かったカボチャを使うようになったらしいのですが、今でもスコットランドではカブなのだそうですよ。
2017年のブルーボネットのハロウィンは、2017年 9月 30日 (土) ~2017年 10月 29日 (日)で開催されます。期間中には様々なイベントが催され、2017年 10月 9日 (月) には仮装パレード、10/14(土)は、園内がライトアップされ、20:00まで営業するハロウィーンフェスティバルもあります。夜のブルーボネットも雰囲気抜群で、ますます気分が盛り上がるのではないでしょうか?また期間中、仮装して入場すればオリジナル缶バッチがもらえますよ。
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