異国情緒感漂うカルジーナの森、センスのいい雑貨・服・カフェが長屋に軒を連ねる。

カルジーナの森は、岡崎市の田園の風景の中にあります。グリーン色の倉庫風の建物の中には、4軒の小さなお店が並び、長屋のようになっています。

ミールカフェさんは移転されました。




異国感溢れる長屋。

日曜日の午後、カルジーナの森に到着。通りからは、森を背景に平屋の建物が見えます。

広めの駐車場はほとんど満車状態でした。反対側は空いていたのですが、カルジーナではないとのこと。お間違えのないように。

建物は入口から奥へ、真っすぐに長い通路が続いていて、4軒のお店が順に並んでいます。

ところ狭しと並ぶジャンクな雑貨類、古道具や机、椅子、錆びた三輪車など、どこか異国の蚤の市にでも迷い込んだのような不思議さがあります。

雑貨とナチュラルな服がお洒落なカルジーナ。

カルジーナさんでは、作家さんの委託販売品などもあるため、店内は撮影できません。なので許可を受けて外から窓越しにチラっと撮影。

店内は入ってすぐの所に並んでいる、ロシアのマトリョーシカのお姿にまず目を魅かれます。そしてその先には、ムーミンの絵はがきなど北欧雑貨類。珍しいロシア雑貨だけでなく、異国を旅する気分で楽しめます。その他にも、何を盛っても美味しく見えそうな食器類や、様々なサイズ、形の木製の器類、いろんな使い道がありそうで面白いです。

雑貨の隣の部屋には、ナチュラルテイストな服やバッグ、皮製の靴などが置かれていました。

ハンサム系ジャンクなF.45。

こちらは撮影OKとのことで、じゃんじゃん撮らせていただきました。ほとんどがクリエイターである店主さんの作品で、女性ながら店舗などのコーディネートも手掛けられるパワフルなお方です。

やや照明を落とした店内に浮かび上がる、錆びた鉄の格子、乾いた花、瓶、古くなった道具類。見ていると、モノ達がたどってきた時間に興味がわいてきます。廃墟ロマンというか、ある種の美しさがあります。

作られた目的をはたし、朽ちていきながらも存在し続けているモノ。ここで彼らは新たな価値観を与えられ、生まれ変わり、再スタートするのです。

DIYでガーデン作りする方も、空間をオシャレにしたいのに何か違う!みたいな悩みは案外多いそうです。F.45さんでは、ガーデンプロデュースも行っているそうなので、相談すれば、雑誌に載っているようなジャンクガーデンも夢ではないかも。もちろん、いったいどこに行けば手に入るの?みたいな、謎の魅力的に古びたモノが入手できるので、収集して使い道を自分で検討するのも楽しいですよね。ちなみにアメリカ軍使用のベッドのスプリング部分が、いい感じに壁掛けになっていて、目からウロコでした。ガーデンのワンポイントに使える雑貨も豊富でした。

基本ジャンクな品揃えですが、ハンサム、塩系のインテリアコーディネイトがお好みの方には、甘くなり過ぎない、大人の空間作りに使えそうなものがたくさん。カルジーナの森の、ミールカフェの店内デザインも、F.45さんが手掛けられたそうなので、そう思って見るとなるほどですよ。

がま口バッグが可愛いPARAISO。

こちらも、お店の外からの撮影となりました。ハンドメイド作家さんの作る、世界でひとつだけのがま口バッグです。カラフルな色彩とがま口の形がとてもキュート。逆にシックな色でも、形が可愛いので地味になりません。

合わせてある服も素敵です。年齢を重ねると、派手な色彩を避ける傾向になりがちですが、じつは、見かけが沈む分、色から元気をもらった方が良いのではと最近思うのですが、いかがなものでしょうか。

パフェやランチが大人気、ミールカフェ。


着いたのがランチタイムのこともあって、行列でした。名前を書き順番を待つこと1時間あまり。でもあちこち見て回っていたのでそんなに時間は苦になりませんでした。

店内は満席、大半は20代、30代の方でしょうか。

お昼は済ませてきたので、アフォガードを注文しました。ランチメニューも美味しそう、地産地消で食材にこだわったお料理なのだとか。

季節限定のパフェが人気で、今は極焼きリンゴのミルフィーユパフェです。空腹じゃないとパフェが食べきれない胃弱なこの頃なので、メニューで発見するも断念。絶対美味しいに違いない、あ~残念。

でもアフォガードも美味しかったよ。

人気の看板犬、ポテチくん。

ポテチくんは、皆のアイドル状態になってました。待ち時間を持て余しても、ポテチくんに癒される人いっぱいいそうですね。どうです?この賢そうなお顔。凛として吠えもせず、写真も嫌がらずに撮らせてくださいました。ありがとう、えらい子だね。

外には、ベンチも所々にあり、気候が良い日にはゆっくりくつろげそう。今日は、白い雪のようなものが舞っているので凍えそうでしたが。

春の森のいちが楽しそう。

毎年春と秋に、カルジーナの森では「森のいち」が開かれるとのこと。このような可愛いイラストの案内はがきをいただきました。いろんなクリエイターさんがテントを張って、アクセサリー、革小物、アンティーク・ジャンク雑貨、木工品、焼き菓子、手作りパン、古道具、布小物などが並ぶそうです。2017年の春は、4月21日(金)、22日(土)、23日(日)am10:00~pm4:00まで。

今は毎日が寒さ厳しいど真ん中。うららかな春の日差しの中のお買い物、想像するだけでワクワクしてきます。

F.45さんで今回入手した2品を、早速庭に設置してみました。狭い庭なので、こうした小物を置くだけで、ずいぶん印象が変わります。いっきにその部分だけ垢抜けるので、満足度高いです。

カルジーナの森は面白い物が並ぶ、面白い場所なので、ぜひお出かけしてみては?他にはない、一つだけの物との出会いがあるかもしれませんよ。

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