一宮市YUT@CAFE(ゆたかふえ) のこぎり屋根のジャンク&シャビーなカフェ。

繊維の町として栄えた愛知県一宮市には、のこぎり屋根の工場跡が所々に残っています。yut@cafe(ゆたかふえ)さんでは、その工場を自ら改装し、カフェを始められたのだとか。

のこぎり屋根が趣深い。

のこぎり屋根が連なる様子は幾何学的で面白いです。その特徴ある屋根の上部に設けられた窓は、ほとんどが北向きなのだそうです。北採光だと、直射日光は入らずに室内は明るく、光は安定していて、糸の色や状態の確認に適していたのだとか。

そういえば画家のアトリエなども、北採光がよく利用されていますよね。

鉄格子がまたいい感じで錆びています。ジャンク&シャビー好きにはたまらないかもしれません。

水鉢の金魚もまた、ノスタルジックな雰囲気。

平日の12時前でしたが、店内はすでにいっぱい。私達はギリギリ入ることができましたが、外で待つ方もいらっしゃいました。

お店は、住宅地の中にあるので、ナビの案内がないとわかりにくいですが、駐車場も敷地内にあります。

とろとろたまごのオムライスとキッシュプレート。

ランチは3種類。バターチキンカレーか、はたまたキッシュプレートか、少し悩んで私はキッシュプレート、相方はオムライスを注文しました。

キッシュプレートランチ

パンは、一宮のパン屋さんpique-niquer(ピク・ニケ)さんのもの。添加物の少ない安心安全な人気パンなのだそうです。玉ねぎやトマトが入ったキッシュは優しい味。付け合わせのマッシュポテトにカレー味の煮豆も美味しいです。サラダのドレッシングは自家製だそう。胡麻がいっぱい入っていて濃厚、美味しかった。

とろとろたまごのオムライスランチ

ふわっふわでトロトロのたまごが、炊き込みご飯にかかってるオムライスです。ドミグラスソースが相方には少し甘めだったそうですが、苦味が絶妙に効いていて、店内のお客様も食べている方が多かったメニューです。

ランチ+ドリンクで、デザートまるごと無料。

ランチにドリンクを注文すると、デザートが無料でつきます。このデザート、ランチにありがちなオマケ的なものではなく、単品まるごとついてきますよ。

アイスコーヒー

コーヒーはBESE COFFEEさんの自家焙煎で、その場で挽いて出しているそうです。アイスコーヒーを注文しましたが、すっきりとした味わいで飲みやすかったです。

ティラミス

カップ可愛いい!まさにインスタ映えの一品です。

もものタルト

ももの季節ですね。甘さは控えめ。ケーキは全て自家製なのだそうですよ。「また来てね」に文字にほっこりしました。

今も残るのこぎり屋根の工場

建物の外観に魅かれての訪問だったのですが、室内もイイです。まず天井の梁が組み合う様子がなかなか綺麗。北採光の柔らかい光が降り注ぐ快適さに、機嫌も上々、夏は明るく比較的涼しいのでは?と感じ入ることしばし。しかし残念、他のお客様の迷惑になってしまうといけないので、撮影は遠慮しました。ごめんね。

一宮市の繊維の歴史は大変古く、平安時代には錦綾を生産したと伝えられているのだそうです。そんな歴史ある繊維の町ですが、高度経済成長時に栄えたのこぎり屋根の工場も、その衰退と共に取り壊され、数少なくなったそうです。

その中でもまだ、昔ながらのションヘル機という機織り機で、織物を生産している機屋さんがあるそうです。逆に最近では、効率よりも、品質を求める海外からのバイヤーなどで尾州織物(この地方の織物)が再注目されているのだとか。ゆっくりしか織れない古い機織り機で、手間をかけて織る。スローフード、スローライフ、どうやらこれからしばらくは、スローであることに肯定的な時代がモノづくりに味方しそう。

店舗情報
  • ゆたかふぇ (YUT@CAFE)
  • 住所:愛知県一宮市篭屋4-11-13
  • 電話:090-8077-5588
  • 営業時間:平日8:30〜17:00(16:15L.O)土日祝日11:30〜17:00(16:15L.O)
  • 定休日:水曜日
  • タバコ:完全禁煙
  • 最寄り駅:開明駅から1,478m
  • 駐車場:有り

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ABOUTこの記事をかいた人

まちよ

絵描き、日本美術院・研究会員。幼い頃から動物、植物、昆虫など小さく可憐な生き物が大好き。日々の暮らしをクロッキーや水彩で綴ってます。私の作品を集めた公式WEBサイトもご覧ください。