タカドヤ湿地は隠れた紅葉の名所。愛知県豊田市でも北の方、香嵐渓で有名な足助から稲武へ向かう途中にあります。11月14日の時点で、紅葉はもう散りかけでしたが、深まる秋を満喫できました。
タカドヤ湿地には駐車場やトイレがないとのことなので、まず道の駅どんぐりの里いなぶで昼食をとり、トイレを済ませてから向かいます。
タカドヤ湿地へは、153号を飯田方面へ向かい、道の駅どんぐりの里いなぶの手前、小田木交差点を右折します。しばらく登ると右に看板があるのでまた右折すると到着しました。
池に紅葉が鏡映し
遊歩道は一周1㎞ほど。大きな池が一つと、二つに分かれた湿地を巡ります。
風がない時は、鏡のように紅葉や空を移す池。水面には落ち葉がたくさん。まるで絵画のよう、モネの睡蓮かと思った。もう少し早ければもっときれいなんだそう。
この場所など、ジョン・エヴァレット・ミレーのオフィーリアが浮かんでいる川のよう。池だけど…。
ロールシャッハテストかと思う、池に映る森の木々。
ロード・オブ・ザ・リングのエルフの森?
時間はまだ午後2時前というのに、黄金色の光が差し込んできた森は、ロードオブザリングのロスロリアンの森?
エルフに出会いそうです。
もみじの赤がすごい
標高があるせいか、紅葉の赤が綺麗です。散ってしまった葉の量を見ると、ちょっと残念。
でもふかふかの紅葉の絨毯を、踏みしめて歩くのもいい。サクサク音もいい。
小さなクモがいる。
湿地に流れる小川もファンタジー。
落葉樹の森を抜け、針葉樹の森へ。清々しい、森林の香りに包まれます。
湿地の植物は豊富。秋なのに紫の花が咲いている。ハナショウブ?6月に咲く花と立て看板にあるけど。
春にはノリウツギとかも咲くらしい。春の景色も見て見たいな。
いくつもの小さな流れがありました。水は透き通っていて綺麗。
昔読んだ絵本の中に出てきた風景がこんな感じだったような。なんの物語か忘れてしまったけど、日本ではなくて外国の絵本。
愛知の隠れた紅葉の名所
タカドヤ湿地へは、今回初めて行きましたが、知る人ぞ知る紅葉の名所だったみたいで、少ないけれど途切れることなく人が訪れていました。駐車場はないので皆さん路駐ですが、毎年行われる一日かぎりのもみじ祭りの日は、近くに30台ほど駐車場が用意されるそうです。2018年は11月11日でもう終わってしまいましたが、この日は売店や公衆トイレも設置されて多くの人で賑わうのだとか。
なお、タカドヤ湿地へはこれからも入れますが、日没後は照明がないので避けたほうが望ましく、早朝から16:00頃までが入場に適しているとのことなので、お気を付けください。
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今日は屋外で鮎の塩焼きが売っていました。皆さん美味しそうに頬張っていらっしゃいましたのでお話しをうかがうと、なんと鮎ご飯もあったみたいなのです。しかし限定販売とのことで、すでに売り切れ。ん~残念。気を取り直して、外のテラスでかけ蕎麦を注文。それがじつは、太めでもっちり感のあるお蕎麦で、なかなか美味しかったんですよ。