アンズガーデン(annes garden)さんは、お庭の施工、お花の教室などされているお店ですが、5月15日~5月31日までお庭を公開されています。日進市の住宅街に突如現る秘密の花園は、まるでヨーロッパにいるかのような非現実感。癒しのひと時を過ごさせていただきました。
植物エネルギーに満ち溢れるお庭。
この日は午後からの訪問で陽射しがきつく、お庭の写真を撮ると、明度差が大きく影が濃くなってしまいました。
山をバックに、斜面に広がるお庭は、入口から続く小道が徐々に登って行き、この先何が待っているのだろうかとワクワクします。
アーチをくぐり、石畳の曲がりくねった道沿いには、ロベリアが咲きこぼれていました。小さな青いお花ですが、これだけまとめて植えられていると目をひきます。
道のきわには、主に背の低いものが植えられているので、小道を遮らないんですね。どこか外国の片田舎にきて散歩を楽しんでる、そんな感じがするほど自然な植栽。
道をどんどん進むと、奥には背の高いジキタリスに、デルフィニウム。白、ピンク、ブルーの優しい彩りと、その間を埋め尽くすように白いオルレアがふんわり咲いていて、ちょっと幻想的な風景です。
これだけのお庭を手入れするのは大変ですね、と伺ったところ、やはり草が生えてくるので大変だったそう。今は花達が大きくなったので、草の成育が衰えているからまだいいのだとか。
それにしても、どれだけの時間を費やしたらこの美しいお庭を維持できるのか、尋常ならぬ情熱と愛情が注がれていると思うにつけ、感慨深いです。
お庭に咲く美しいバラ達。
お庭に、自然と溶け込むように、元気に咲いていたバラ達です。
名前は一部確認がとれなかったものがありますので、もしかしたら間違いがあるかもしれません。ご了承くださいますように。
レディエマハミルトン
ラピスラズリ
アイスバーグ
ロココ
ブランピエールドゥロンサール
キャラメルアンティーク
参考にしたい、建物と植物のコラボ。
建物近くの植栽なら、広いお庭がなくても、参考にできるポイントがあると思います。玄関の前のポーチや、テラスにアーチを設置したり、ガーデンテーブルとチェアーをちょこっと置くだけで、雰囲気が演出できそうです。日当たりが良ければ、バラをアーチに絡ませたり、コンテナに植えたりするだけで、気分が上がります。
ハンギングバスケットの講習会。
本日はガーデンテラスで、ハンギングバスケットの講習会を開催されていました。皆さん熱心に先生の手元に注目され、お話しに耳を傾けていらっしゃいました。
足元にはおのおの、ハンギングに使う苗が用意され、植えられるのを待っています。
お手本のハンギングです。グリーン系で爽やかですね~。素人はつい欲張っていろんな色を入れてしまいがちですが、グリーンと白って季節がら涼し気で良いですね。ハンギングって、花と葉物のバランスや色の調和が難しいなって思います。あと丸く仕上げる事とか。時間があれば習ってみたい趣味の一つです。
アトリエにはガーデン雑貨や小物が並ぶ。
アトリエ内にはガーデニンググッズ、小物、アクセサリー、作家さんの一品など、こだわりのある雑貨が並んでいます。
私もかつて乙女だったので、こういう可愛いものというのはなぜか心くすぐられます。淡いピンクの紫陽花にアイアンのかご。鳥かごなどもありました。風水では玄関に鳥かごをつるしておくと幸運が舞い込むと言うそうで、それもあってか、最近よく雑貨屋さんでも見かけます。中には鳥ではなく植物を入れて飾ったりします。
窓が額縁になって見えるお庭が、1枚の絵のように見えます。
アンティーク調のスイートな店内は、ちょっとヨーロッパに来た気分になりますよ。シャンデリアも可愛い。
1日体験教室もあります。
お店の入り口にアジサイのハンギングバスケットがありました。アジサイがハンギングに植えられるの?という疑問に、お店の方が、植えているのはテーブルアジサイという普通より小さめのアジサイですよ、といわれました。そんなのがあるんですね~。いやはや花の世界は深い。
お庭公開中には、花の苗、バラ、雑貨などの販売もされていて、玄関には所せましと苗が置かれていました。なお土、日はお休みとのこと。
アンズガーデンさんでは、お庭の施工の他、コンテナガーデンスクール(寄せ植えやハンギングバスケットなど。)、フラワーアレンジメント、ガーデンスクール(図面や植栽など)の教室も行われています。
2018年のオープンガーデンは、5月10(木)~5月31(木)の平日のみ。体験教室は、5月24日(木)10:00~寄せ植え(3800円)、5月25日(金)10:00~ハンギングバスケット(5000円)とのことです。
下にアンズガーデンさんのHPをご案内しておきますので、よろしければお問い合わせください。
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