2017年、バラが見頃をはずすまいと、豊田市にある花遊庭に行ってきました。受付で拝観料400円とお茶を買って、お庭の椅子でゆっくりとくつろぎます。
28のテーマガーデン。
入口を入り、オフィスの受付を出ると、そこは爽やかな風が吹く森のような場所です。テーマは雑木の庭、和の庭、川のせせらぎと続き、ここは庭だったことを次第に忘却していきます。
和の庭も素敵でしたが、今回は省略させていただくとして、目指すはロザリアン必見の場所へ。
コッツウォルズガーデン
イギリスのコッツウォールズのバイブリー村をイメージして作られたそうです。バイブリーは英国でもっとも美しい村とウィリアムモリスに賞賛された村です。
はちみつ色のコッツウォルズストーンに絡められたバラの風景、本物が見たいな~。
クレマチスガーデン
クレマチスは、バラにはない青い色が多く、バラと絡めてさし色に使うのも人気があります。でもここはクレマチスが主役。
形も様々なクレマチスが、アイアンフェンスに絡んでお洒落です。5月の陽射しに、この青い色が涼しげでした。
ウィンザーガーデン
イギリスのウィンザー城で使われていたアンティークな石材とレンガを使っているそうです。アンティークなオブジェやコニファーなど、チャペルの周りがイギリス風。
イングリッシュホワイトガーデン
ガーデナーがあこがれるホワイトガーデン。チャペルの前に広がっています。ホワイトガーデンとは、白い花を中心に、シルバーリーフなどのカラーリーフを使って植栽するお庭ですが、どうしても色を使いたくなってしまうのが一般人。
白バラと立ち上がるデルフィニウム、オルレア、白い小花、斑入りのギボウシ、シルバーリーフなどの組み合わせが美しいです。シンプルなだけに難しいように感じますが、植栽の参考にしてみてはいかがでしょうか?
結婚式も行われるこのお庭、花嫁さんの白いウェディングドレスは、ホワイトガーデンの中で一番大きな花となって咲き、その風景はさぞかし素敵なのでしょうね~。
もはや日本であることを忘却。
ここのテーマは、イギリスのコテージガーデンです。イギリスの田舎にある小さな家に、バラや草花、花木などで作られた自然味のある庭。
イギリス人は引退後、田舎に移り住み、このようなお庭を手作りしながら余生を過ごすことにあこがれるそうなのですが、私もあこがれる。
ROSE、ローズ、薔薇、バラ。
バラたちのドアップとたわわに咲くお姿をご堪能ください。バラの季節はまだこれから、つぼみのバラも多かった中でピックアップしました。
バラのお顔のアップ特集
つるバラの風景特集
出口のピエールドロンサールがニコニコ顔でお見送りしてくれました。ものすごい花付きで、皆さんしばらく見惚れていらっしゃいましたよ。
エクステリアと花のお店、ランチもある。
花遊庭のヘッドガーデナー天野麻里絵さんは、NHKの趣味の園芸にも時々出演されているのをお見かけします。花遊庭はトヨタガーデンさんの手掛けるお庭で、隣のショップには花の苗もあり、エクステリアデザインなどもされています。
また、花遊庭では結婚式も挙げられるので、併設のレストランでフレンチのランチも食べられます。バラの季節には込み合うそうで、予約は必須ですが、ガーデンとセットになっていてお得感があります。
そしてロザリアンの方、毎年5月には、ローズセミナーも行われていますよ。2016は5月19日、ローズソムリエ小山内 健氏によるスペシャルレッスンだそうです。
バラの季節はまだ始まったばかり。春のバラがつくる風景を満喫しに、ぜひお出かけください。
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