豊田市の田園風景の中に、ポツンと一軒目を引くおしゃれな建物。 pepin(ぺパン)さんは、『大人の給食』として、お弁当を販売されているお店ですが、小さなカフェのような店内でのイートインも可能。火曜・水曜・木曜日の3日間の営業です。

日々のごはんがテーマの『大人の給食』

pepin(ぺパン)とはフランス語で”タネ”とのこと。食べることを通して未来へ種蒔きできたらとの想いから、ていねいな手仕事をして作られた野菜と、混じり気のないホンモノの調味料を使い、からだになじむごはんを提供されているそう。

秋の初め頃の訪問だったので、お店の隣の畑では、たくさんのミニトマトが美味しそうに赤くなっていました。

テイクアウトのメニューは、本日のカレー650円、日々のごはん650円。

そしておやつのパンプティング300円と、季節のお汁200円。ちなみに本日のおやつはすでに売り切れておりました。

カウンターに並べられたお持ち帰り容器は、ナチュラルでエコな紙容器です。

イートインは6席。アンティークなテーブルで。

店内のイートインは大きなアンティークテーブル一つに、椅子が6つ。カウンターに椅子が3つあるのでここでも食べられるのかな?しかしほとんどがお持ち帰りのお客さんで、ひっきりなしに来店されていました。

ランチの方は、私たちの前に一組あっただけというか、もしかして満席なのでお持ち帰りされる方もいらっしゃったかもしれないのですが。

日々のごはんプレート

お野菜が豊富な本日のごはん。キャベツのサラダに、ひじき、白和え、鳥のから揚げや卵といったバランスのとれた健康的なメニュー。

化学調味料的な、食べた後何やら口の中に残る味はなく、体に優しい味でとても美味しい!もし近くに住んでいたら、お昼は毎日ここのお弁当でいいです。

本日のカレー

カレーも人気メニューのようで、持ち帰りのお客様も多かった。

季節のお汁

本日はカボチャのスープでした。

季節のデザート

畑とお腹がつながる感覚。

帰り際、pepin(ぺパン)さんの畑を見ていると、ふと、ここで収穫された新鮮なお野菜が、お料理されて私のお腹の中にあるということは、ここの地面、土と私はこの野菜たちによってつながっているわけなんだなぁ、としみじみ。そして、ここに生きる小さな虫や鳥、カエル、イタチ、などなどの動物たちとも私のお腹はつながっていて、なにかお仲間に加えていただいたような気にもなってくる。

昔読んだファンタジーの世界には、「妖精の国に行ったらその国の食べ物を食べてはいけない、帰ってこられなくなるから。」そんな話があったような、なかったような。そういえば、『千と千尋の神隠し』にも、千尋の姿が消えかかった時に、ハクがこちらのものを食べないと消えてしまうと言って何か食べさせるシーンがあったなぁ。

海外からも食べ物が輸入されて届く時代、私のお腹は地球のどこか遠くの地面ともつながっているのだろう。どんな場所か知らない誰なのかもわからないつながりは、希薄であやうく思え、豊田市に広がる畑の前の地面の上、今しっかりと立っている自分に、ちょっとだけホッとした。

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